登場人物
たそえ(♀):まんまるファミリーの一員。ブログの進行役でもある。主にライフスタイル系の記事を書いている。圧力鍋で料理が少し上達したことにより調子に乗っている。
まやえ(♂):まんまるファミリーの長。らいちゃんが好き。圧力鍋はなんでも高圧を使う。
らいちゃん(♂):いつも眠そうなまんまるファミリーのマスコットキャラクター。語尾は“ぺろ”。圧力鍋を極度に恐れている。

ブルブルブル…

ただいまらいちゃん!どうしたの?そんな隅っこによっちゃって

まやえちゃんおかえりー。らいちゃん、お料理を始めてからずっとこの調子だよ

何を作っているの?…あ、圧力鍋でカレーの具材を煮こんでいるんだね

こわいぺろ…爆発するぺろ…(ブルブル)

もーらいちゃんたらー。圧力鍋はちゃんと使えば全然こわくないんだからね!むしろ、かなりの時短になるんだよ!

ほうほう。ちょっと手の込んだ料理をすると煮込み時間だけで半日くらいかかるものもあるけど、これを使えばちゃちゃっとできちゃうってことなんだね

そうだよ!その他にも、食材がやわらかくなってホロホロの状態で食べられるんだ。ホロホロが好きな人にはもってこいだね

確かに圧力鍋は使い方を間違えると危ないけど、使い方自体はとても簡単なんだ。説明書を読んで書いてある通り行えば、こわいことなんて何もないよ

そうぺろか?じゃあ今回は圧力鍋について教えてほしいぺろね

わかったよ!ということで、今回はお鍋一つでいろんな料理が作れて、かつ時短や節約にもなる圧力鍋について紹介していくね!

らいちゃん、こわいならまやえが抱っこしてあげるから一緒に説明を聞こうよ

わかったぺろ……ぐぅzzz

教えてほしいって言った張本人なのに…
どうも、料理をするときは手抜きばかりのブログ主、たそえです。
ご飯を作るのって意外と大変ですよね。レシピを決めて、買い物をして、帰ってきたら休む間もなくらいちゃんたちのご飯を作る準備をして…毎日当たり前のように行っていますが、急な用事ができたときは焦りますよね。家に帰って、さぁ、何作ろう…面倒だからカレーにしようかな…ということがよくあります。カレーを作るにしても、食材を切ってから30分ほどは煮込まないといけませんよね。
そこで!圧力鍋を使用すると、煮込み時間が大幅に短縮されます。例えばカレーなんかは10分ほどに収まります。10分であれば、その間にサラダの用意などをすると、ちょうどいい時間に出来上がりますね。我が家で使用している圧力鍋の紹介を見ながら、実際の作業を想像してみてください!
圧力鍋とは?

圧力鍋とは圧力調整機能が付いた鍋で、密封した容器に熱を加え、大気圧以上の圧力を加えて液体の沸点を高めることで、通常よりも短時間で調理することができる調理器具です。
圧力調整には、金属製のおもりなどが使われることが多いです。加圧源のほとんどに水の蒸気圧を利用するため、水分を伴わない調理には向きません。
圧力鍋のメリット
実際に、圧力鍋を使ってみてこういうところがよかったと感じたことを紹介したいと思います。
なんと言っても時短!
圧力鍋と言ったら、時短になるというのが大きなメリットですよね!
煮込みに時間のかかるものにカレーや煮物が代表として挙げられると思いますが、なんと、それらの煮込み時間を1/3~1/4まで短縮できてしまうのです!普段はこれらのメニューを作るときに大急ぎで取り掛かったり、比較的早めにご飯作りを始めなければいけなかったりしていましたが、圧力鍋が来てから、心と時間にゆとりを持てて調理することができるようになりました。
ご飯を炊くのを忘れていた!にも対応できる
自炊をするにあたって、おかずを作りご飯を炊き…こういう基本的な作業は、慣れてきてからが危ないのです。
さあ、ご飯にしましょう!…あっ!ご飯炊くの忘れていた!こういうこと、一度でもありませんでしたか?わたしは半年に1回はあるような気がします…泣
そんなとき、圧力鍋はわたしのようなうっかりさんにも心強い味方です!炊飯器の時短機能でも30分ほどかかるところを、圧力鍋でご飯を炊くと、なんと蒸らしの時間を含めても15分でできてしまうのです!炊飯器の時短機能の約半分の時間で、うっかり失敗もフォローできちゃいます。何よりお鍋で炊いたご飯は特別感があり、いつもよりおいしく感じます。
ちなみに、炊飯器の記事も書いています。詳しくはこちら
手間のかかるレシピに挑戦しやすい
手間や時間がかかる食材として、根菜類やブロック肉がありますね。これらを夕食で使用しようとしても、急いでいるときなんかはなかなか…ブロック肉なんかですと、そもそも買い物をするときに買うものリストに加えられないことも多いのではないでしょうか。
そこで!圧力鍋があると、こうした食材に手を出してみようというチャレンジ精神が芽生え、かつお料理のレパートリーも増え、一石二鳥です。例えば後ほど紹介しますが、豚の角煮やルーから作るビーフシチューなど、通常手間がかかるメニューを手軽に作れるのは嬉しいですね。
いつものカレーよりもおいしくできる
みんな大好きなカレーは、作るのも簡単なわたしたちの味方です!しかし、簡単がゆえに、なかなか味を差別化するのは難しいですよね。ルーを変えてみたり、入れる具材の種類を変えてみたり…色々、工夫されているかたも多いと思います。
圧力鍋で調理すると、具材自体が柔らかくなり、野菜のエキスが溶け出るため、よりコクのある味わいに仕上がります。実際、普通に作ったカレーと圧力鍋で作ったカレーを食べ比べてみたとき、圧力鍋で作ったカレーのほうが野菜のうまみが出て、まろやかな味となっておいしかったです。
離乳食も作れる!
わたしたちが食べるようなものだけでなく、なんと、赤ちゃんの離乳食まで作れてしまうのが乙力鍋の魅力です!
また、一つのお鍋で一気に5、6品の離乳食が作れます。野菜がとても柔らかくなっているため、うらごし作業も大変楽です。離乳食を作るためだけに圧力鍋を購入しても良いかもしれませんね…!
我が家の圧力鍋
ここで、わたしが買った圧力鍋を紹介していきたいと思います。わたしが使用しているものは、至ってシンプルかつスタンダードなものなので、圧力鍋を初めて使う人にもおすすめできるものです。
パール金属株式会社 節約クック ステンレス製圧力切替式片手圧力鍋3.5L
製品サイズ(約):全長385×幅210×高さ195mm(底の厚さ1.2mm)
重量(約):1873g
材質:本体…ステンレス鋼(クロム16%)
蓋…ステンレス鋼(クロム18%・ニッケル8%)
取っ手…フェノール樹脂(耐熱温度150度)
ここにも注目!
様々な加熱器具に対応している!
わたしが使っているこの圧力鍋は、ガスコンロのみでなくIH、シーズヒーター、ハロゲンヒーター、エンクロヒーター、ラジエントヒーターと、多くの加熱器具に対応しています!
こういったお鍋やフライパンなどは、IH非対応のものも多いので、自分のところで使えるかどうかを確認してから購入することが大切です。
単層のステンレス製による軽量化の実現!
圧力鍋って、重いイメージがありませんか?ちょっとどかすときなんかでも、重くて持ち上げるのが億劫だという声も耳にします。
ステンレス製の圧力鍋を大まかに分けると、ステンレス1枚だけでできている単層鍋と、ステンレスとステンレスの間に別の素材がはさんである多層鍋とあります。
単層の場合、なんと言っても通常よりも軽いので、鍋を移動させるときなんかはとても楽になります。
多層にも利点があり、単層と比べると焦げ付きにくいです。煮物などを中心に作るのであれば単層、ご飯を鍋で頻繁に炊いてみたいなら多層と、使用用途を考えて購入することをおすすめします。
圧力を低・高と切り替えられる!
圧力鍋の圧力段階は製品にもよりますが、2段階のもの、3段階のもの、4段階とあるものが多いです。わたしが使用しているものは2段階のものですね。
高い温度で調理できる高圧は、より加圧時間が短くなります。しかしデメリットもあり、火が通り過ぎて煮崩れしてしまうということもあります。
低圧は、高圧よりも調理温度が低いため、加圧時間は高圧と比べ少し長くなってしまいますが、煮崩れしにくく、食感を少し残したい場合にはこちらを使用するとよいです。
作るものによって高圧・低圧を使いこなすと、いつものお料理をさらにワンランクアップできてしまします!
レシピ例
圧力鍋のレシピの一例を紹介していきたいと思います。料理に取り掛かる前に、圧力鍋の説明書を熟読してください。
圧力鍋を買ったらまず作ってみたいのがこれ!本格的な豚の角煮
<材料(2人分)>
豚バラ肉かたまり 250g
長ネギ 適量
生姜 適量
練りからし 適量
A
水 1と1/2カップ
酒1/4カップ
砂糖 大さじ1
みりん 大さじ1/2
醤油 大さじ1~2
<作り方>
①圧力鍋に豚肉とたっぷりの水、生姜、長ネギを入れて蓋をします。
②火にかけて沸騰したら弱火にし、高圧で30分または低圧で33分加圧します。
③時間になったら火を止めて、自然冷却させます。
④肉を取り出して、4~5cm角に切ります。
⑤再び圧力鍋に肉とAを入れて蓋をし、沸騰したら弱火にして高圧30分または低圧33分加圧します。
⑥皿に盛り煮汁をかけ、練りからしを添えます。
感想
圧力鍋は、実はわたし自身も使用前は少し不安がありました(笑)料理にまだ慣れていなかったということもあり、鍋をすぐ焦がす自分がうまく使いこなせるのだろうか…といろいろ思うこともありましたが、圧力鍋を買ってからは、まるでプロのような本格レシピがあっという間に、しかも時短で作れてしまうのでとても感動した覚えがあります。
今でこそ昔よりは手際よくできていますが、自炊に慣れていない人こそ、圧力鍋を使うのはアリだと思います。一気に作れるものの幅が広がる他に、自分でも料理に関して自信を持つことができるようになると思います。
次回の反省
カレーを作るとき、市販のルーの包装箱などに書いてある作り方に沿って作る人が多いと思います。わたしもそうしているのですが、一番最初に圧力鍋を買いカレーを作ったときに、圧力鍋で具材を炒めてしまったため鍋底に焦げができてしまった経験があります。
圧力鍋はテフロン加工がされてありませんので、テフロン加工が施されている鍋やフライパンと同じ感覚で考えてしまうと鍋が焦げてしまうんですね。圧力鍋で作るときは炒めることをせず、煮込みだけで作るほうがよいです。
もしどうしても炒めたいならば、弱火にして炒めるか…。炒めたほうがおいしいと言われていますが、圧力をかけて煮込む場合、具材のうま味エキスが全体に浸透するため、カレーの味自体が良くなります。
電気圧力鍋
最近は、電気圧力鍋というものもあるみたいですね。電気圧力鍋は、通常の圧力鍋よりも安心かつ安全に使えるそうです。圧力鍋も使い方を間違えなければ安心安全なのには変わりありませんが、扱い方がわかりやすいという点は、電気圧力鍋のほうが勝っているかもしれません。だた、電気圧力鍋は、もう少し柔らかくしたい、反対にもう少ししっかりした食感を残したいという微妙な調節はしにくいという点もあり、料理にこだわりのある人にとってはあと一歩!となるかもしれません。
わたしのところはオール電化住宅ということもあるので、光熱費のことを考えると今後電気圧力鍋の購入も検討していたり…(笑)実際、圧力鍋が2つあると便利だなあと思うことも多々あるので、追加でもう一つ購入しようかなと考えています。そのときには、またこのブログで紹介していきたいと思います!

すぴー…ぺろー………ぺろっ!

あ、らいちゃんおはよう

あれ、寝てたぺろか?ご飯はどうなったぺろか?!

あ、らいちゃん起きた。ちょうどご飯ができたところだよ

ムムム、20分くらいしか寝ていないのにもうできたぺろか?しかもぶり大根なんて、時間がかかりそうぺろに

圧力鍋で作ったらぶり大根もちょちょいのちょいよ!ほららいちゃん、ご飯の用意手伝って

だりーぺろねー……あれ、ご飯炊けてないぺろよ

えっ!

……

……

15分待って!圧力鍋を使えば15分でご飯炊けるから!

とほほ…こういうときにもう一つあると便利だよなあ…
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